このブログでは電気自動車について結構書いていですが、私は電気自動車だけが好きなのか?、といえば、そんな事はなく、全然普通に2サイクルのバイクをいじったりもしています。
とはいえ、これは考えてみると、なかなか凄い時代だな、という気もするのです。
片方では排気ガスを全く出さない電気自動車が走り、片方では明らかに環境によろしくない排気ガスを出す2サイクルが走っている。
こんな時代は、おそらく自動車は文明が始まって初めての状態ではないかと思っています。
燃料はガソリンあり、軽油あり、バッテリーあり、水素まである。
もちろん、今後、公道を走るという意味において2サイクルエンジン搭載車が発売される事は、ほぼないでしょうし、また、いわゆる純ガソリンエンジンとの製造もほぼ今後、減少してゆき、ハイブリッド車が現実的には主流となっていくのでしょうけれど。
ちなみに、法的に走らせようと思うだけであれば、昔作られたディーゼルエンジンも排ガス清浄装置を後付けする事によって、公道を走ることは法律的には可能です。
ただ、実際の業務としてのトラック運用では、それらの装置をつけるのであれば、新しいトラックを買った方が経済的なので行われていないのですが。
車とは基本的には大切に乗れば、何十年でも乗る事ができます。
新しい技術はそれはそれで面白いと思うのですが、古い車も古い車独自の面白い部分があります。
今、90年代の自動車や旧車などが大値上がりしていますが、それらの自動車が「公道上」で共存できるという意味においては楽しい時代なのかも知れません。
そして、法的規制で新しい技術ができる一方で、古い車は古い車で流通しています。(ただ、その価格が適正か?と問われると疑問もありますが)
必ずしも人気のある車が楽しいというわけではなく、いわゆる「不人気車」だったとしても車を運転するという楽しみ自体は全く同じなのですから。
と、いうようなことを、なかなかキャブセッティングの決まらないモンキー系エンジンを触りながら考えていました…💦