スマートフォンのiPhoneやアンドロイドに海外のラジオアプリを導入し、そこから検索する事によって海外のラジオ局をライブで聴く事ができます。カーオーディオが対応していればその音声をBluetoothで接続すると、ほぼ、カーラジオです。
何もこれはいわゆる「ラジオ局」だけではなく、「特定のジャンルの音楽だけを流し続けるラジオ局」も多数あります。つまり、実質的には「特定の音楽ジャンルを無限に流し続ける無料のジュークボックス」とも言えるかも知れません。
このラジオアプリに使われるパケットは1時間あたり数十メガ程度(≒0.0数ギガ程度)と言われます。これは1日数時間程度を聞くのであれば、懐具合を心配するようなレベルではありません。
それらを考えると、もう「ラジオ」としては必要十二分な状態にまで、インターネットラジオは進化したとは言えるでしょう。
それが日本語の場合はradikoや著作権などが色々と「大人の思惑」として絡み付いて難しい部分はありますが…。
数十年前の人々からすれば、「地球の裏側のラジオ」や「無料の、無限のジュークボックス」をライブで聴きながら車が運転できる、それはまさしく夢物語であった事でしょう。
カーラジオ1つをとっても、そこまで変わっているのですから、自動車本体そのものが変わらない筈はありません。
実際、今の車は様々な部分で電子制御がされています。ハイブリッドとしての、エンジンとのモーターとの協調運転はもはや普遍的なものです。
しかし、いまだに次世代の方駆動方式が、電気自動車になるのか、それとも水素燃料になるのか、それともバイオフューエルになるのか、それさえもハッキリしていないのですが。
劇的な変化の時代の中に、今の自動車の歴史があると考えると、数十年後の自動車とは、我々の全く想像し得ない形になっているのかもしれない、と思ったりもします。